支援事例
CASE

33歳
男性
転職 or 現職に残る_その選択の前に。
二者択一ではない、最良の意思決定を支援。
求職者・相談者のプロフィール
大学院で自動運転、ロボットの研究を修めた後、新卒で大手自動車メーカーに入社し、R&D部門で約3年活躍。「アフリカ向けの製品開発を担いたい」という希望が叶わず、(他のエージェントを通じて)アフリカ向けにある機械を供給しているメーカーの技術営業兼エンジニアに転職。
相談内容
現在の仕事内容そのものには満足しているものの、入社から3年を経過しても給与がほとんど上がらない状況。前職の年収からは大幅減。それを承知して入社したものの、成果を残しても給与が上がらないので、「転職すべきか?」、「残るべきか?」、思い悩んでいる。
提案&伴走
どちらかではなく、両方を検討することを提案し、伴走。
「転職すべきか?」は、「良い会社があれば、転職しても良い」と定義。良い会社とは?を掘り下げてともに模索した結果、必要条件は、①事業ドメインと仕事内容 ②前職時代に近い年収 ③裁量(責任)の大きさ これらを満たす求人があれば応募していくことに。
「残るべきか?」は、「残って給与を上げる取り組み」と定義。財務指標の分析により支払い余力があることを確認した上で、人事制度、離職率、離職理由など、他の社内情報を収集、分析し、経営者の立場にも立った会社を良くしていく取り組みの提言を行い、認められたら、自身が中心となってその取り組みを担い、給与アップを目指すことに。
結果
「良い会社があれば、転職しても良い」は、該当求人の希少性と応募資格のハードルの高さから、アフリカでのプロジェクトの実績をしっかりと積み重ねてチャレンジできるように支援を継続中。「残って給与を上げる取り組み」は、社内の不満を集めて建設的な提言をした結果、本人を含む社員+社外コンサルによる社内の改革プロジェクトが発足。1年後、前職最終年収には及ばないものの年収は約50万円アップ。