支援事例
CASE

25歳
女性
丁寧な「キャリアの棚卸し」が導いた、
未経験からの広報PR職への転身
求職者・相談者のプロフィール
大学の経営学部でマーケティングを専攻。卒業後、大手人材会社に入社。
メディカル領域の人材紹介部門に配属。法人担当と求職者担当を兼任し、主に看護師の転職支援に従事。入社初年度はコロナ禍で苦戦したものの、2年目、3年目は連続で年間目標を大きく超える達成。4年目の期初には年間目標の46%を達成するなど、トップセールスとして活躍。
相談内容
希望した配属先、職種ではなかったものの、3年間頑張って実績を残してきた。入社時に希望した職種(営業企画、広報PR、マーケティング)に異動できるように、社内の公募制度を使ったものの叶わなかった。その理由の説明が曖昧であり、「このまま会社にいても希望のキャリアは描けないのではないか?」と思うようになり、転職も含めた今後のキャリアの相談をしたい。
提案&伴走
現職では月間80時間前後の残業が常態化しており、「希望と異なる仕事をこのまま続けられない」という切実さが背景にあり、転職に絞って支援を開始。
しかし、希望の営業企画、広報PR、マーケティングの求人ポジションは経験者採用がほとんどであり、職種転換の難易度が高いこと、また(本人がそうであるように)他社でも社内異動の希望者が多く、社外の未経験者よりも社内の希望者が優先されることを理解してもらい、選考を突破するための入念な準備作業を提案。インベントリー(キャリアの棚卸)に時間をかけ、意欲/能力/気質/人脈等資産の各カテゴリーの強みを言語化した結果、
① 健康・美容関連の上場メーカーの広報・PR
② 医療情報系のWebサイト運営会社の営業企画
に絞り込んで、書類作成、面接対策・練習等、転職活動を支援
結果
インベントリーを通じて言語化した強みを的確に記した本人の書類に、渾身の推薦状をつけて推薦した結果、両社ともに書類選考を通過。特に第一志望であった①は、選考に大きな影響力を持つ広報PRマネージャーから書類段階で高い評価を獲得。面接もスムーズに進み、見事、広報・PR職に内定。面接では、「人柄」「考え方」「バランス感覚」「10年以上続けた〇〇(表現種目)の経験からうかがえる表現力と継続力」「トップセールスとしての法人営業経験」の5項目が評価されました。広報PRマネージャーに「未経験ではありますが、ぜひOJTで業務を覚えていってください」という温かい言葉と共に、迎え入れられました。